ウッドショックとは?原因と今後の影響を調査しました!【2021年現在】

生活
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いま、世界で木材需給が逼迫する「ウッドショック」が発生しているをご存知ですか?

日本の木材のほとんどが海外からの輸入木材に頼っています。

このウッドショックの影響が日本に及んでいます。

今回のウッドショックの原因は何なのか?

木材を使う住宅業界のみならず、今後の生活への影響や見通しを調査してみました。

ウッドショックとは?

ウッドショックとは短期間で急激に木材が不足し価格の高騰が起きることを言います。
過去にもウッドショックと言われる現象は起こりましたが今回の問題の原因のはアメリカです。

今回のウッドショックは、新型コロナウィルスの影響が色濃くあります。
コロナウィルスの感染拡大によって在宅ワーク、リモートワークなどの普及でアメリカ国内の住宅需要は右肩上がりに急増しました。需給のバランスが崩れ、価格の高騰に歯止めがかからない状態になっています。

アメリカでの木材需要の高まりが日本にまで波及するのは、
日本の住宅で使用している木材の大半が輸入に頼っている現状があるからです。

林野庁の発表によると日本の木材自給率は37.8%(令和元年)です。
世界の木材はアメリカに集まる傾向があり、その市場動向は日本にも多大な影響を与えることで知られています。また、今回のウッドショックは中国の住宅市場の需要増も原因していると言われ、そのうねりはこれまで以上になるのでないかと、業界関係者の間で懸念されています。

ウッドショックの原因は?

今回のウッドショックの原因は一般的に米国内での新築住宅需要の増加や木材相場の変動、中国の経済回復などに伴う木材需要増、コンテナ不足といった国外の事情で、日本向けの輸入材と原木の供給量が大きく減ったことにあると説明されています。

しかし、根本的な発生原因は、輸入材に依存し過ぎた家づくりにあると言っている専門家もいます。
19年の木材需給表によると、日本で建築に使われている製材用材の自給率は約51%、合板用材の自給率は約45%ということです。

日本は国土に有数の森林保有国していますが梁材と柱材の自給率が低く、生産体制が脆弱であるため、輸入材の不足分を補えず混乱に陥っていると言われています。
海外の輸入木材に頼らない仕組み作りが大切になってくると思われます。

ウッドショックの影響は?住宅業界だけの問題?

ウッドショックによる影響として住宅業界、ハウスメーカーへの影響は誰もがイメージ出来るかと思います。ただ、その影響は住宅業界だけにとどまらない可能性も大なのです。
住宅は細かい部品を含めると数千部品あるといわれています。
住宅が計画通り建設できない、木造住宅の新規案件が落ち込むという事は、
部品を作っている製造業にも影響が出ると考えられています。

注文から完成まで時間がかかる業界だからこそ、製造業への影響は2~3か月後に出始めると予測。
また、需要と供給のバランスが戻るまでにも時間を要する為、深刻な事態に陥る可能性も出てきています。


製造業に影響するということはそこへ関連する物流業、運送業、その他、木材以外の部品・加工業など影響は多岐に及ぶと予想されています。その影響はすぐに始まるわけでなく、少し月日がずれて現れるということでコロナの影響で飲食、旅行、サービス業以外にも様々な業界で影響が時間差で起こってくると予想されます。

ウッドショックが巻き起こした値上げ問題

海外から木材が入ってこない影響で住宅の建築資材が準備出来ずに納期が遅れている影響はありますが他にも木材そのものの値段が上がっている問題があります。
アメリカではこの1年間で製材の価格が3~4倍近く上がっています。
日本ではほとんどが海外からの輸入木材に頼っている現状のため、住宅の柱に使う集成材は2割近く値上げされており、2021年の夏には2倍近く上昇するのではないかといわれています。

ウッドショックに対する政府の対応

現在のウッドショックに対する政府の対応として、ウッドショックの問題が起こる前から
「国産材を使おう」とキャンペーンを行っていました。林業を活性化するとともに、木材利用はCO2排出の削減に役立つと強調してきた。そのため補助金を大盤振る舞いし、政策でも後押ししている。公共事業で木材を優先的に使うよう促す、公共建築物等木材利用促進法もあります。

ところが今回のように木材不足に陥ったとき、国産材の供給が十分でなければ、日本の林業界は信用を落とすだろう。ウッドショックが終わってから再び「国産材をもっと使おう」とスローガンのように唱えても盛り上がりにかけると言われています。

まとめ

ウッドショックは住宅業界や木材を扱う業界に関係する方々は影響が大きいことがわかりました。
業界の関係者でなくても、それ以外の業界で働いている人にも影響は及びそうですね。これからの働き方や暮らし方は今まで通りでは通用しないことがたくさん起こってくると思います。ウッドショックの原因はコロナによる住宅市場での木材の需要と供給のバランスが崩れたことでしたがこれから出てくる様々な○○ショックに対処しながら生きていく時代になったと思います。

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