シャインマスカットといえば、
2006年に品種登録された、
人気が高いブドウですよね。
酸味控えめで甘みが強いブドウであり、
香り高くジューシーな果肉、
そして皮ごと食べられることが特徴的。
海外では皮ごと果物を食すことが一般的で、
ブドウもその1つに挙げられます。
日本では馴染みがないかもしれませんが、
シャインマスカットの皮は薄めなので、
あまり気にすることなく食べられます。
また、シャインマスカットの皮には、
以下の栄養素が豊富に含まれています。
●ポリフェノール
●銅・カリウムなどのミネラル類
●ビタミンB1、B6など
美容・健康に効果が期待できる
栄養素ばかり。
しかも、果肉よりも皮の方に
栄養素が多く含まれているということで、
是非とも皮ごと食べたいですよね。
ですが、農薬が気になるという人も
少なくはないでしょう。
シャインマスカットで気になる
残留農薬を洗い落とす方法としては、
以下がおすすめです。
●流水で長めに洗う。
●野菜・果物の専用洗剤を使う。
●食用重曹を水に入れて 30秒ほどつけ置き洗いをする。
シャインマスカットの皮が硬いのはまだ熟れていない?なぜ硬くなっているの?
皮ごと食べられることが特徴の
シャインマスカットですが、
中には皮が厚めで硬いものもあるとか。
ですがこれは、成長過程において
高い糖度を目的に水分量を調節した結果、
皮に硬さが出るためです。
シャインマスカットの場合、
与える水分量が過剰となると
味がぼやけることになりますから、
その調節がなかなか困難とのこと。
とはいえ、皮が硬くても
熟していないというわけではなく、
十分に美味しく頂けます。
もちろん、皮の硬さが苦手な人には、
皮を剥いて果肉だけでも 美味しく頂けます。
シャインマスカットの皮は剥いたほうがいい?赤ちゃんに食べさせるときに注意することは?
シャインマスカットは、
赤ちゃんが苦手な酸味も控えめですから、
離乳食にもおすすめといえますね。
ですがやはり、いくつかのポイントに
注意する必要があります。
●無農薬を選ぶ。
農薬が気になる人は、
重曹で洗うことがおすすめです。
また、無農薬を選ぶこともおすすめ。
●皮や種は取り除くこと。
…皮ごと食せるシャインマスカットですが
赤ちゃん用には必ず皮を剥きましょう。
シャインマスカットは種無しですが、
念のため種もチェックしておきましょう。
●加熱してから与える。
…ブドウを赤ちゃんに与える場合、
しばらくは生のブドウではなく、
加熱した状態で与えることがおすすめ。
加熱によって、手で剥いたり
種をチェックしたりと処理したことが
殺菌できるというメリットがあります。
また、アレルギー反応が生じにくい、
甘みが増すといったことも挙げられます。
下処理済みシャインマスカットを
分量における2~3倍の水とともに
煮ることがおすすめです。
電子レンジ加熱の場合も、
同じく水分とともに加熱しましょう。
●アレルギーに要注意。
…食物アレルギーのこともありますから、
他食材と合わせて、少量からスタート。
万一食後の赤ちゃんに変化が見られたら
すぐにかかりつけ医にご相談を。
●喉が詰まらないように配慮を。
…シャインマスカットは
赤ちゃんにとってかなりの大粒。
幼児期であっても、必ず小さく切り
食べる時もそばで大人が見守ることが
大切です。
赤ちゃんには裏ごし器などで
ピューレ状態にすることがおすすめ。
●果汁は薄める。
…絞った果汁を与えるには、
湯冷ましで2~3倍に薄めましょう。
果汁はお楽しみとして
たまに与えるものです。
それでも薄めた果汁は、
月齢によって20~50mlを目安に、
少量だけにしておきましょう。
●乳幼児用ヨーグルトとMIXもおすすめ。
シャインマスカットは、
酸味が控えめのブドウとはいえ、
赤ちゃんによっては苦手な場合も。
赤ちゃんが食べにくそうにしている場合は、
乳幼児用ヨーグルトと混ぜてから
与えるのもおすすめです。
まとめ
皮ごと食べられて、
豊富な栄養素も美味しく摂取できる
シャインマスカット。
特に多くの女性が望む
アンチエイジング効果が期待できますから
シーズンには積極的に食べたいですよね。
とはいえ、赤ちゃんに与える場合には、 皮を剥くなど、注意しましょう。