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カールレンボーグ博士の生涯!鉄釘まで使ってスープを作ったのは本当か?

カールレンボーグ博士はご存知ですか?
国際的な市場調査会社であるユーロモニターインターナショナルの2019年の調査でビタミンおよび栄養補助食品において売上高世界 No.1のブランドであるニュートリライトの創立者で世界中の人々の健康を支える栄養補給食品を生み出す博士の物語は、1920年代初頭、乳製品メーカーの営業担当として中国に赴任したところから始まります。中国の都会と田舎の人で健康状態が違うことに興味を持ち、そこから博士の栄養ことや薬学の研究が始まります。その生涯について記載していきたいと思います。

カールレンボーグ博士の生涯

カールレンボーグ博士は1920年代初頭、乳製品メーカーの営業担当として中国に赴任したところから始まります。一刻も早く現地になじもうと北京語の読み書きを独学で覚えた博士は、生来の好奇心からこの国の哲学や薬学にも興味を持ち始めます。

そんなときに目にしたのは、肉や白米を主食とする中国の都会の人々と、新鮮な野菜や果物を多く摂取する田舎の人々の暮らしでした。都会の人々は健康状態が悪く、脚気などの病気に苦しむ一方、田舎の人々はより健康な生活を送っていたのです。

観察眼の鋭いカールレンボーグ博士は、植物には人間の健康を支える重要かつ未知の物質があると確信しました。果物や野菜をあまり摂取しない人はこの要素が欠乏し、不健康になってしまうと考えたのです。そこで、普段の食生活で足りないものを補給できれば、問題は解決するはずだという考えが芽生え始めました。

そんな折、1927年に蒋介石による中華革命が勃発。
カールレンボーグ博士は、収容所生活で生活することになってしまいます。そこで食糧不足により栄養失調に陥りました。カールレンボーグ博士は収容所の貧しい食事を補うため、木の葉や雑草、カルシウムの元となる砕いた動物の骨、さらに鉄分摂取のためにさびた鉄釘まで使ってスープを作ったのです。

味はひどいものでしたが、過酷な状況下であるにも関わらず、スープを飲んだ人は体力を回復。この成果から、彼は自らの考えに自信を深めました。生涯の理念を手に入れたのです。

1927年、アメリカに戻ったカールレンボーグ博士は日々の食事では摂取しきれないすべてのビタミン、ミネラルなどを摂取できるサプリメントの開発に力を注ぎます。当時、ビタミンの存在はわかっていたものの、今のニュートリライトの特徴の1つである「ファイトケミカルス」の存在すら判明していない時代です。

何度も試行錯誤を繰り返した結果、1934年、ついにカールは北米で最初の栄養補給食品の開発に成功します。カリフォルニア・ビタミン社を設立し、1939年にニュートリライト・プロダクツ社と社名を変更しました。

カールレンボーグ博士ですが、ひとつだけ実現できなかったことがあります。
それは、自分が究極とするサプリメントを製品化できなかったことです。

ビタミン、ミネラル、脂溶性の栄養素、そして、ファイトケミカルス。それらすべてを一緒に摂れるサプリメントこそが、彼が生涯追い求め続けたものでした。そして、彼の死から23年後の1995年、彼の念願を叶えたサプリメントが誕生。それが、『トリプルX』というわけです。

カール・レンボーグってどんな人?

植物栄養素と栄養学のパイオニアとして、栄養学の世界に次々と革新的な発想をもたらしたカール連ボーグ博士ですが、実は博士号を持っていませんでした。それどころか、大学も卒業していません。

そのため栄養学界の異端児とも言われますが、当時、十分解明されていなかったビタミンはもちろん、最近になってようやく注目され始めたファイトケミカルスの存在まで察していたのは彼だけでした。

今日までに、非常にたくさんの人が植物に根ざした食生活の大切さを理解できたのは彼のおかげと言っても過言ではありません。

ビジネスの世界でも異端児といわれる人が新しい発見やもの作りで世界から注文される構図にも似ていますね。

ファイトケミカルスとは?

ファイトケミカルスは、私たちが日頃から食べている野菜や果物にも含まれています。
しかし、最も多く含まれているのは、皮や種子など普段は口にせず捨ててしまう部分です。
さらに、苦味や香りが強い植物に含まれているので、食事だけで摂取するのは難しいのです。

植物原料にはビタミンやミネラルだけでなく、ポリフェノールやリコペンといった多様な有用成分が豊富に含まれています。こうしたオーガニック化合物は植物に色を与え、環境ストレスから守り、非常に多くの栄養を供給します。

植物の持つ生き生きとした様々な色は、それぞれが異なる特徴を持つ健康の恵みを表しているのです。カールレンボーグ博士が創立したニュートリライトは、この「ファイトケミカルス」を製品づくりの基本としています。

まとめ

カール・レンボーグ博士は自身が中国の収容所で木の葉や雑草、カルシウムの元となる砕いた動物の骨、さらに鉄分摂取のためにさびた鉄釘まで使ってスープを作ったスープを飲んだ人は体力を回復したという経験から「ファイトケミカルス」の存在に気づき、研究を重ねて、その結果がビタミンおよび栄養補助食品において売上高世界 No.1のブランドであるニュートリライト社であるいう事実に繋がります。

カールレンボーグ博士は博士号を持っておらず、大学も卒業していませんがそれでもサプリメント業界に大きな影響を与えた人物に1人であるといると思います。