おかずがちょっと足りない!という時に
とても便利な冷凍コロッケ。
ですが、揚げている間の爆発が怖くて
なかなか利用できない人もいますよね。
怖い上に、破裂してしまうと
内側までも余分な油が染み込み
美味しい仕上がりにならないものです。
ということで今回は、
冷凍コロッケの調理で爆発するのは なぜなのかを調べてみました。
冷凍コロッケが爆発する理由は・・・だった!これさえ注意すれば大丈夫!
冷凍コロッケが爆発する理由には、
コロッケのタネ作りにもあります。
マッシュしたポテトでタネ作りをすると
空気が入り込みやすくなります。
その後の冷凍で、タネ内の水分が
氷の粒を作ってしまいます。
揚げた時にタネの中にある気泡が膨張、
氷粒も水蒸気となり、体積を増やします。
揚げている間に、この空気や水蒸気は
温度が上がりにくい中央に集まり
爆発を起こすのです。
そんな爆発を回避する
コロッケのタネ作りでは、
以下のポイントを抑えておきましょう。
●じゃがいもは茹でるより蒸す。
…電子レンジ加熱をし、
熱いうちにマッシュすること。
冷えてからマッシュすると粘りが出て
水分が残りがちになります。
●冷凍前にしっかりと水分量を減らす。
…特にパン粉をつける前に冷蔵して
水分を抜いておきましょう。
●タネの厚さは均等にする。
…できる限りタネの厚さを均等にし、
表面に割れ目を作らないように
平たくしましょう。
●衣は全体的に、均一につける。
…衣が均一についているかどうかも、
爆発のリスクを下げる要因です。
●冷凍前に必ず冷蔵庫で冷やす。
…意外とこのステップを飛ばして
熱いまま冷凍する人も
少なくありません。
その場合霜がついてしまい、 水分量を増やすことになります。
冷凍コロッケが爆発する原因は?失敗しない美味しい揚げ方を大公開!
手作りの冷凍コロッケは、
タネ作りから注意をしておくことも
重要ですよね。
そして市販の冷凍コロッケも含め、
揚げる時にも爆発の原因となる
注意点があるのです。
では以下に、
失敗しない美味しい揚げ方の
ポイントを挙げておきます。
是非ご参考にして下さい。
●凍ったまま油に投入すること。
…冷たい状態で揚げると、
温度が一気に上ることなく、
蒸気圧抑制で爆発がしにくくなるのです。
タネ自体は火が通っていますから、
加熱をするというイメージで
揚げるといいでしょう。
●油の温度は180~190℃をキープ。
…油の温度は、高すぎても低すぎてもNGです。
180~190℃の一定温度を
保ちながら揚げましょう。
●揚げている間にコロッケを触るのはNG。
…焦げるのではと、気になって
コロッケを揚げている間に
つい触ってしまう人は多いことでしょう。
ですが揚げている最中のコロッケは、
とても壊れやすい状態にあります。
少し触っただけでキズができ、
気圧の影響で破裂を引き起こすことも。
美味しいコロッケにするには、
しっかりと衣が揚がるまで
我慢することも大切です。
●同時に揚げるのは2~3個まで。
…コロッケを低温で揚げると、
油っぽい仕上がりになってしまいます。
そして、一定温度がキープできない理由に
一度にたくさんのコロッケを
揚げすぎることも挙げられます。
お鍋いっぱいにコロッケを揚げると
温度を急激に下げる原因になるのです。
美味しく揚げるためには、
一度に揚げる量を
2~3個までにすることが大切です。
●きつね色を目安に裏返す。
…こんがりとしたきつね色になったら
裏返してOKです。
もちろん、触るのはその一度だけ。
裏面も同様にきつね色となれば、
美味しいコロッケのできあがりです。 揚げ時間は、大体5分を目安にしましょう。
まとめ
冷凍コロッケを揚げる際の爆発が理由で
なかなか利用できない人も
今回の記事を参考にして頂きたいです。
冷凍コロッケ、便利でお弁当にも
最適ですよね。
ちょっとしたコツをマスターするだけで
誰でも簡単に、
美味しく揚げることが可能です。
是非試してみて下さいね。