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2歳児で咳が止まらないときの対処方法!いつもと様子が違ったら要注意!!

子どもの咳、ひどくなるにつれて心配になりますよね。

咳一つにとっても、様子や音、咳の種類など病気によって異なるので、いつもと様子が違う場合、異変に気がついたら速やかな病院受診が必要な場合もあります。

今回はそんな子どもの咳について原因や対処法について解説していきます。 焦らず対応できるよう、この記事を読んで参考にしていただけたらと思います。

2歳児が咳き込みながら吐く!そんなときでも焦らず落ち着いて対応しましょう!

【咳き込んで吐いてしまう原因】

子どもが咳き込んで吐いてしまう原因として、体の未成熟さがあるとされています。

2歳児の子どもの胃の入り口は非常に狭く、弱いことからひどく咳き込んだ時に胃の中身が出てきてしまいます。

収集がつかないくらい泣きすぎて、途中で咳き込んだときに吐いてしまった、なんて経験はありませんか?これも、泣くことによる呼吸の乱れ、泣く程度により体にストレスがかかり病気でなくても嘔吐してしまうというわけです。

【吐いてしまった時の対処法は?】

それでは、子どもが咳き込んで吐いてしまったとき、大人はどのような対応をとったらいいのでしょうか?

ここからは吐いてしまった時の対処法について順番に解説していきます。

①まずは大人が落ち着く、子どもに「大丈夫だよ」という姿勢を伝える

まずは大人が落ち着きましょう。嘔吐してしまったときの子どもは気持ち悪さや驚き、不安により不安定な状態です。そんな時に大人まで慌てていたら「自分は大変な状況なんだ」と余計にパニックになってしまうことも。

「大丈夫だよ」と声をかけたち、やさしく体に触れる、抱きしめてあげるなど、子どもに安心感を感じさせてあげてください。

すぐにはおさまらなくても、少しずつ落ち着いてくるでしょう。

間違えても子どもの不安を掻き立てるように慌てたり、「いい加減落ち着いて!」と叱ったりなどしないようにしてくださいね、余計に悪化してしまう原因になります。

②落ち着いた後に水分補給をさせる

咳き込んでいる時、泣いている時に水をあげても余計にむせ込んでしまう恐れがあります。必ず落ち着いてから水分を口に含ませてあげましょう。

嘔吐した量よりますが、小さな体で嘔吐しているので、脱水症状を起こしてしまう可能性があるためです。

無理なく、ゆっくり落ち着かせながら水分を取れると◎

③気分転換を促す

吐いてしまった後の足元は汚れてしまっていますよね。落ち着いても、嘔吐したことを思い出してまた気持ちが悪くなってしまう可能性もなきにしもあらずです。

嘔吐してしまい、口元や洋服が汚れてしまった際には、「綺麗に洗いに行こうか」「汚れちゃったから新しい洋服に着替えようね」などと声をかけ、その場所から離れることをおすすめします。

気持ちがズルズル引きずることがないように、気分転換を大人が促すことも大切です。

※感染症の場合、体調が悪い場合には、また少ししたら嘔吐してしまう可能性があります。いきなり体を動かしたり、体勢を変えると気持ち悪さを誘って嘔吐してしまう場合があるので、慎重に様子を見ましょう。

また、繰り返し嘔吐してしまいそうな場合にはトイレや洗面所などに移動し、すぐに内緒できるようにしておくと安心ですね。

その時も、「気持ち悪いね、大丈夫だよ」「ママ/パパがいるよ」などと安心させてあげることが大切です◎

吐ききったら、場所を移動したり、窓を開けたりしながら新鮮な空気を吸わせて気分転換をさせてあげましょう。 しばらくは落ち着ける場所で、楽な体勢で休むことをおすすめします。

2歳児の咳が止まらないときの緊急性のある場合の症状と対応方法とは?

子どもを落ち着かせようとしても咳がおさまらない、なんだか様子がおかしいときには、どんな可能性があり、どう対応すればいいのでしょうか?

ここからは、緊急性のある危険な症状について解説し、対処方法も合わせてお伝えします。

【脱水】

先ほど、嘔吐してしまった後の危険性のところでもお伝えした脱水。

ここで危険なことは、

・体や口周りの肌が乾燥している

・泣いているのに涙が出ない

・呼吸が荒い

・眠くなっているかのようにウトウトしている

・皮膚が冷たくなっている

・顔色が悪い

これらの様子が見られる時には危険な脱水が疑われます。

自分で飲むことができる時には、ゆっくりと水分補給を行いましょう。

できない場合は直ちに病院に連絡をし、点滴などで体に水分を入れる必要があります。

病院に連絡するなど、すぐに対応ができるように何か異変がある時には子どもの側から離れずに様子を見てあげましょう。

【呼吸困難】

体に酸素を送り込もうとしますが、パニックになっているので正常に呼吸ができなくなってしまっている場合があります。

・呼吸が早い

・肩が上下に動く

・鼻の穴がヒクヒクと動く

・苦しくて横になれない

・長い時間止まらない

・顔色が悪くなる

顔色が明らかに変化している時(唇の色が青い、顔の血色がなくなる)や、1日中咳が止まらない時、ケンケン・ゼーゼーという音が聞こえるなどという時には直ちに病院受診をする必要があります。

落ち着く場合には、ゆったりと時間をかけて休んでいきましょう。また、室内を加湿したりなど、呼吸がしやすいようにしていくのもポイントです。体勢についでも、横になったり、何かに保たれるなど、楽な体勢でいられるようにしていくことが大切です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「子どもの止まらない咳」。

大人は見ているだけで心配になりますが、なかなか止まらないといろいろなことを考えてしまいつい大人がパニックになってしまいそうですよね。

そんな時には一呼吸ついて、様子によって心配であれば病院に連絡をするのも一つの手だと思います。 「子どもをまずは安心させること」を第一に、様子に応じて対応ができるといいですね。