近年は猛暑が続いており、毎年のように熱中症による死者が出ています。
多くの人が熱中症には気をつけてはいるはずですが、
それでも熱中症になってしまう時にはなってしまうものです。
熱中症になってしまい調子の悪い時ですが、翌日の仕事って悩みますよね。
休めない仕事の場合には、どうしたらいいのでしょうか?
ここでは熱中症で調子の悪い翌日の対処法について解説をしていきます。
熱中症になった翌日に頭痛がが続いているときにはどうしたら良い?
熱中症になった翌日にまで頭痛が続いてる場合、
それはまだ熱中症が治っていないという証拠になります。
なので、やはりその場合は、翌日も安静にしていることが大事です。
熱中症の重症度というのはⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度の三段回に分かれます。
そして頭痛が続いているのはその中のⅡ度に分類をされます。
このⅡ度は中程度の症状になりますが、油断はしてはいけません。
症状や状態によっては重症に転ぶこともありますので、
病院への受診の他にも自分で対処をしなくてはなりません。
もし嘔吐や倦怠感が強くなるようでしたら救急車も呼ぶようにしましょう。
熱中症の翌日にまで頭痛が続いている場合ですが、以下のことに気をつけるようにしましょう。
部屋を涼しくする
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熱中症を防ぐには部屋を涼しくすることが大切です。
なのでクーラーを遠慮なく使うようにして、部屋を涼しくするようにしましょう。
もしクーラーがない環境でしたら、日陰や風通しの良い場所に移動をして、
体を涼めるようにしてください。
・体温を下げる
部屋の温度を下げると同様に体温も下げることが大切です。
衣類もできるだけ薄くするようにして、
ベルトや靴下など締め付けが強いものは外すようにしてください。
そして体温を下げるには太い血管を冷やすのが大切です。
腋の下や、太ももの付け根など太い血管が通る場所を、
保冷剤や冷えたペットボトルで冷やすようにしましょう。
保冷剤を使う場合にはタオルで包んで使うようにしてくださいね。
水分補給
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そしてなによりも大切なのが水分補給です。
水が飲める環境でしたら、冷たい水をたくさん飲むようにしましょう。
またより吸収を高めるには経口補水液やスポーツドリンクも有効です。
そして塩分タブレットなどで塩分も摂るとさらに効果的です。
このような対処をした上で、それでも頭痛に加えて吐き気や倦怠感があるようでしたら、
すぐに病院を受診をするようにしてくださいね。
熱中症になった翌日に下痢が出てきたらどうしたら良い?
熱中症になった翌日にも下痢が出るということがあります。
一見下痢と熱中症はあまり関係ないように思えますが、下痢は熱中症の初期症状の一つです。
なので翌日にまで下痢が出ているようでしたら、まだまだ全快とは言えません。
熱中症になると体の水分が足りていない状態ですので、
電解質濃度のバランスが保てなくなります。
その結果腸への水分量が増えてしまい、下痢が出てしまうというのが原因です。
下痢がそこまでひどくなく、頭痛や吐き気などがない場合には、
様子を見ながら仕事に行く分には大丈夫です。
その際には熱中症のように冷えた水をたくさん飲むのではなく、
スポーツドリンクや経口補水駅を飲むようにして、塩分も同時に摂取するようにしましょう。
そうすることで、自然と体内の電解質濃度のバランスが保たれるようになります。
ただそれでも熱中症の症状であることには変わりはありません。
もし、仕事中に下痢がひどくなったり、吐き気や頭痛、倦怠感がひどくなるようでしたら、
こちらもすぐに病院に受診するようにしましょう。
熱中症は最悪の場合命にも関わりますので、甘く見ないでくださいね。
まとめ
熱中症は近年の猛暑により毎年のように死者が出ています。
熱中症にかかるのはしょうがないですが、
翌日にまで頭痛が続いているようでしたらそれは全快はしていません。
なので対策をしっかり取った上で休むようにしましょう。
そしてもし頭痛がひどくなるようでしたらすぐに病院に受診をしてください。
下痢の場合はスポーツドリンクや経口補水液を飲むようして対処をしますが、
こちらもひどくなるようでしたら病院を受診するようにしてください。
熱中症はしっかりと対策をして、命を守るようにしましょうね。
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