2歳の言葉がはっきりしないのが気になる!親としての教え方ってどうしたらいい?

子育てをしているお母さん、お父さんの中で、

・いつになったらしゃべるのか?

・しゃべっているけど、なんて言っているのか、はっきりしない・・・

という悩みや不安がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

2歳は、言葉をどんどん吸収している時期ですので、言葉の獲得・表現力には個人差があるといわれています。

とはいっても、保育園に通っている方、同い年のお子さんをお持ちのお友達がいる方など、いい意味でもそうではない意味でも、自分の子どもと比べる機会にはなるため、不安に思ってしまうこともありますよね。

そんな、お母さん、お父さんのために今回は、

「家庭でできる!子どもの言葉の引き出し方のポイント」

について解説していきたいと思います。

・子どもにとって、言葉の獲得にはどういう経験が必要なのか?

・2歳の子どもの世界観って?

この記事が、子どもの目線に立って考えるきっかけになったら嬉しいです。

2歳の子どもが思わず言葉を真似したくなる!?(絵本編)

子どもが楽しく言葉を学ぶことができる「絵本」。

絵本は、言葉の獲得のために大切な教材ですが、何より大好きなお母さん・お父さんの声で、読んでもらうこともポイント!より言葉を吸収しやすくなります。

ここで疑問になってくるのは、

・どんな絵本を選んだらいいの?

・絵本は種類がありすぎて迷ってしまう

・年齢にあった絵本の選び方がわからない・・・

ということだと思います。

今回の記事では、言葉がはっきりしない・言葉がなかなか出ない子どもに対してのおすすめな絵本の種類を紹介していきます。

擬音が出てくる絵本

子どもは、「ぴちゃっ」「ぽとん」「どてっ」などの擬音が大好き。

大人が読むだけで大笑いの子どももいるでしょう。

この、「笑わずにはいられなくなる」というところがポイントで、

楽しいと真似したくなり、言葉を自然に発するようになります。

自分の言葉を否定されることなく、存分に言葉を楽しむ経験が、

言葉を話せるようになるためにとても大切なのです!

子どもは、1歳半〜2歳で、好きな絵本を何度も読んでもらおうとする姿が出てきます。

これは、「言葉を知りたい!」「覚えたい!」「言葉って楽しい!」

と思っているという姿の現れなのです。

つまり、どんどん言葉を吸収しようとしてる最中ということになります。

忙しいお母さん・お父さんですが、

・また読むの?と否定的な反応をする

・強制的におしまいにする

・絵本動画に切り替える

などの大人の行動はできればしないほうがいいでしょう。

何回も読むのは、初めはいいですが正直だんだん嫌になってくると思います。

時間的に厳しい時、どうしても不可能な時もあると思います。

そんな時は、読む回数をあらかじめ伝えたりなどの回数制限をしてもいいかもしれないですね。

ちなみに、保育園では同じ絵本を休憩なしで25回、38回も読んだ先生もいるようです(笑)

さすが保育士、プロの底力を感じます。

繰り返しのフレーズの絵本

同じ言葉が、何ページにかけて繰り返し出てくる絵本を見たことがある方も多いのではないでしょうか。

・なぜこんなにも同じ言葉ばかりしか出てこないのか?

・同じ言葉の繰り返しでつまらないのでは?

と思うかもしれませんが、この繰り返しが大切なのです!

当たり前ですが、繰り返し、何度も聴く単語は頭に残りやすいです。

絵本を見ている時はもちろん、全く関係のないふとした時に言葉となって子どもの口から出てくる時もあります。

この、「思わず言葉を口ずさみたくなる環境」もとても大切なのです。

絵本の楽しさに気づくと、集中力も高まり、簡単なストーリー性のあるおはなしを楽しめるようになったり、少し長い絵本を読めるようになります。

また、挨拶や、単語がよく出てくる絵本を選んでも発語にはいい影響になるといえるでしょう。 子どもの興味関心、育ち方に応じて、絵本選びができるといいですね。

2歳の子どもは言葉の吸収時期!動画やテレビはあまり良くない?

最近では、動画配信サイトや、テレビなど、大人顔負けに注目して、熱心に見入る子どもも多いかと思います。

言葉を覚えるための吸収の時期の子どもたちです、聴いた言葉をそのまま覚え、使うでしょう。

その際に大切なのは、「子どもが覚えてもいい内容、言葉が出てくる内容なのか」ということです。

家庭環境により、子どもの言葉遣いは本当に大きく違ってきます。

ですので、基準は異なると思いますが、

・使っていい言葉

・正しい言葉

このことを今の時期の子どもの言葉習得の環境に意識していきたいですね。

現に、子ども向けの教育番組などでは、激しい言葉などは使われていない印象にあります。

それほど、子どもにとっての影響が大きい、ということがわかります。

動画やテレビが悪いというわけではありません。

大切なのは、内容となってきます。家事をしていて子どもに動画などを見せている家庭では、子どもがどんな動画を見ているのか、ということを把握していくといいでしょう◎

話すことって楽しい!(会話編)

この月齢の子どもは、自分の知っている言葉を使おうとして、何かごにょごにょと話していたり、はたまた自分の思いを表現したくても伝え方がわからずイヤイヤをしたり、大声を出したりと、大人が気持ちを汲み取ろうと思っても難しい時もありますよね。

「子どもの要求がわからなくてモヤモヤ・・・」

わかってもらえないと子どもが癇癪を起こしお手上げ・・・」

こんな困った場面に遭遇する方も多いのではないでしょうか。

ここで大切にしたいのは、

「子どもの話・言葉を興味深く聴く姿勢をとる」ということです。

・「うんうん」と頷きながら聴き、その子なりの表現を受け止める

・「〇〇なのね」と子どもの思いや、言おうとしていることを言葉にしてあげる

・笑顔で優しい雰囲気を作る

これらができると、子どもたちは

「気持ちが伝わってる!」(知識)

「聴いてくれるからもっと話したい!」(意欲・興味)

「話すことって楽しい!」(経験)

と言葉に対して意欲的に・興味心が膨らみます。

この意欲こそが、言葉を使って話せるようになるために大切なことなのです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

言葉がはっきりしない、なかなか出てこないお子さんの悩みについて、少しでも解消されましたでしょうか?
「子どもに教える」という気持ちでいると、大人の働きかけが効果的ではなかった時に悩んだり、焦ったりなどと、ますます不安な気持ちが膨らんでしまうと思います。

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