ペットボトル加湿器は、持っているペットボトルに水道水を入れ、専用の機械を取り付けることにより、簡単に部屋の加湿ができるアイテムとして人気が急増しています。
中には、スチーム式や超音波式、USB式やコンセント式など、電源方法も様々なため、それぞれのニーズに合わせた使い方で選ぶことができます。
しかし、そんな便利で手軽な「ペットボトル加湿器」にもデメリットがあることをご存知でしょうか?
簡単にいくつか取り上げてみると、
・コンパクトが故に加湿効果が小さい/ 狭い
・縦長なフォルム、蓋の部分が重いため転倒する危険性がある
・水の容量が少ないことから、夜中などの長時間の使用には不向き
・電気回路がシンプルであるために、故障もしやすい
などが挙げられます。
便利で人気なペットボトル加湿器にも、このようなデメリットがあるということがわかりましたね。
しかし、手軽にどこでも使えるペットボトル加湿器をうまく使用するための方法はないのでしょうか?
今回は、そんなペットボトル加湿器のメンテナンス方法から、故障したときの対処法を解説していきたいと思います。
ペットボトル加湿器のメンテナンス方法とは?掃除のやり方も紹介!
便利なペットボトル加湿器も、安全に、長く使うためには、こまめなメンテナンスが必要なようです。
ここからは一つ一つ紹介していきながら、簡単に解説していきます。
【水を定期的に入れ替える】
ペットボトルの中の水を入れ替えず、継ぎ足して使っていると、ペットボトル内に雑菌やカビが繁殖する原因となります。
そのため、水は毎日交換し、その都度ペットボトルの中をしっかりと洗うことが大切です。
予防のはずが、感染源に!?といった困ったことにならないよう、しっかり清潔を保って使用していきたいですよね。
【吹き出し口の掃除をする】
これも、雑菌やカビを防ぐ方法の一つでもありますが、ペットボトル加湿器を長く使用していると、水道水の中に含まれるミネラルなどの成分が蓄積され、詰まってしまうことでミストが出にくい、という事態を引き起こしてしまう場合があります。
クエン酸水などを含ませた綿棒で拭き取って水で流す、という方法が効果的なようです。
【吸水スティックを定期的に交換する】
これは、超音波式加湿器を使っている方限定になります。
吸水スティックは、株が繁殖しやすいために、一ヶ月に一回の交換が推奨されています。
なかなか、細いスティックを洗うのは難しいので、交換してしまった方が楽に手入れができそうですね。
ペットボトル加湿器の故障しやすい箇所とは?対処方法を紹介
ペットボトルの蓋の部分に専用の機械を取り付けただけで加湿ができてしまう便利なペットボトル加湿器ですが、やはりこの専用の機械に何らかのトラブルが起き、故障してしまう場合があるようです。
・接続がうまくいかなくなってしまった(本体・ケーブルの故障)
・手入れをしていても、異臭がする(吹き出し口の劣化)
・吹き出し口からミストが出ない(成分のつまり、使用頻度による劣化)
これらは、使い続けているとどうしても起きてしまう故障なようです。 メンテナンスをきちんとしていても、これらの不具合が出てしまうような場合には、まず、メーカーに問い合わせをしたり、それでも解決しない場合には買い替えを検討する必要があるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
しかし、しっかりと手入れをしたり、使用方法を見直すことで、安全に・便利に使うことができるといえるでしょう。
どんなものにも、メリットやデメリットはあります。 使いたいものにデメリットがあるのならば、その改善方法を試して使いやすくする、というのも一つの手であるのかもしれませんね。