2歳くらいになると、早い子は「パパ、ねんね」とか
「わんわん、バイバイ」などの2語言葉を普通に話したり、
なんとなくでもママと会話が成り立っていたりする子も
周りにちらほら見かけたりします。
そんな中、自分の子供がほとんど話していなかったりすると
ちょっと不安になることもありますよね。
でも、そんなに心配しなくても大丈夫です。
個人差はあっても、言葉自体が出ているのであれば
通常は次第に話せるようになっていくと言われています。
親としては、子供に早く言葉を覚えさせたくて
ついつい頑張って「教えよう」としてしまいがちですが、
小児科の先生や、言語の専門家の方々の多くが
「子供の発達には個人差があるので、あまり子供の気持ちを無視して、
無理矢理教えないように」と言っています。
特に、子供の言葉の間違いを指摘して直させようとすることは、
子供が話すことをイヤになる原因になるようです。
それでは、どんな風に言葉を覚えさせてあげるのが 子供にとって良いのでしょうか?
2歳の子が言葉を覚えてどんどん話すようになる!?
絵本から学べることってたくさんありますね!
2歳くらいになると、今まではママやパパの
読み聞かせを聞いているだけだった子供が
自分で声を出して読もうとしてみたり、
ページをめくってみたりするようになります。
そんな時こそ、楽しく自然に言葉を身につける
ビッグチャンスです!
2歳児は好奇心旺盛で、ワクワクしながら
自分でページをめくっては、新しい発見に
興奮して、自然に言葉を発したりします。
例えその言葉が間違っていても、
同じように繰り返してあげて、 楽しい気持ちを共有するのも良いでしょう。
2歳の子が言葉を覚えるためにはテレビや動画を見せない方が良い?
みんなどうしているのか調べてみました!
2歳児ママ達からは、よく
「家事したい時とかは、ついスマホに子守りさせてる」
「テレビや動画見てると静かにしてくれるから…」
「目や脳に悪いってわかってるけど、ついつい見せちゃう」
などの声を耳にします。
皆さん、あまり良くないとは思いながら、
子供が静かにしてくれるから、という理由で
ついつい見せているようですね。
中には、子供が静かにしてくれるというより、
英語などのインプットの目的で
動画に触れさせているママもいるようです。
日本小児医師会は、2004年には2歳までにテレビやビデオを見せるのは
「控えた方が良い」、または「1日2時間が目安」
という見解を示していましたが、その後、2019年には、
「2時間を超えると必ず悪影響が出るわけではない」と述べています。
また、2019年にWHO(世界保健機構)は、
「2歳以上の子供に画面を見せる時間は1日あたり1時間以内が目安」
と、ガイドラインで公表しています。
このようなことから、TVや動画を見せない方が良いというよりは、
見せ方を考えながら、上手く取り入れるのであれば問題はない と考えて良さそうです。
まとめ
私自身、子供たちが2歳の頃は、絵本の読み聞かせは
わりとよくしていた方だと思います。
子供の絵本は、10年以上前の物もとってあり
子供たちは今でも時々「懐かしい」と言って
ページをめくってみたりしています。
テレビや動画については、やはり子供が静かになるので
ついつい長時間見せてしまっていました。
それによって、英語の音がインプットされたというメリットも
動画やゲームが大好きになってしまったというデメリットも
多少はあったような気がしますが、
特に健康上の大きな問題が引き起こされたということは
今のところ感じられません。
絵本も、テレビや動画も、見せ方を考えながら上手に使えば 子供の言葉の発達を助けてくれるものなんですね。