子供が幼稚園や保育園の年長クラスに上がったら始まるのが、
来年小学校になる子供へのランドセル選びです。
「ラン活」という言葉をご存知でしょうか。
ラン活とは、ランドセルを選んだり、購入したりする活動全般のことを言います。
ラン活の時期は年々早まっており、年中クラスの頃からパンフレットが送られてきたり、園から配られたりします。
「ランドセルもう買ったよ」
「ランドセル買った?」
「展示会の予約がとれるのが結構先になっちゃった」
など、ランドセルの話が周囲で上がり始めたのは4月頃でした。
筆者の子どもも来年小学生になるので、5月にラン活を行いました。
とあるメーカーの展示会に行ったのですが、会場に入ってその数の多さに驚きました。
男女ともに様々な色がありました。
2~30年前までは、男の子は黒、女の子は赤が当たり前で、その他の色の子はごく少数でした。
2000年代になり、カラーバリエーションが増え始めました。
それでもまだ男の子は黒系、女の子は赤系が主流でした。
しかし、近年では男の子も女の子も本当に色々な色のランドルを身に付けるようになってきています。
最近の人気色は何色なのでしょうか。
★男の子★
ブラック系
ネイビー系
ブルー系
ブラウン系
キャメル系
などが人気です。
まだまだブラック系は根強い人気があります。
ブラックはアクセントカラーが映えやすく、高学年まで飽きずに使うことができます。
ブルー系はメーカーにより色が異なるので、お気に入りの色を見つけるのが楽しそうですね。
☆女の子☆
ピンク系
パープル系
レッド系
水色系
ブラウン系
キャメル系
昔から根強い人気のピンクやレッドですが、それに迫る人気なのがパープル系です。
パープルや水色はプリンセスのイメージカラーなので人気に火がついたようです。
筆者が展示会に行ったときもピンクとパープルが一番目立つ位置に飾られていました。
そして、男女ともに人気があるのがブラウンやキャメルです。
ユニセックスなカラーはお洒落感があり年々人気が上がってきています。
ランドセルの色で後悔したことはある?どんな理由で後悔したのか?
ランドセルの人気の色を述べてきましたが、せっかく買ったランドセルでも後悔することもあるようです。
それは、どんな時なのでしょうか。
年齢が上がるにつれて好みの色が変わってしまった
これが一番多い理由だと思います。
買ったときはまだ幼稚園や保育園児です。
可愛い色や派手な色を選んでしまうことも多いです。
しかし、高学年になってくると落ち着いた色を好む子も多くなり、
可愛い色味に抵抗が出てくる子もいるようです。
自分の好きな色のランドセルを買ってもらえなかった
ランドセルは安い買い物ではないので、
飽きたら気軽に買い直せるものではありません。
そのため、ついつい先の事を考えて
飽きのこない色を買いたくなってしまう親もいると思います。
結局子供が欲しい色ではなく、
親の意見を押し通して買ってしまった場合、
子供が背負うのを嫌がるようになってしまうこともあるようです。
汚れや傷が目立つ色だった
濃い色味に比べて、薄い色味のランドセルは傷や汚れが目立ちやすい傾向にあります。
大人しい子ならいいですが、活発な子だと傷や汚れが多くついてしまうかもしれません。
個性的な色を選んでしまった
色々な色が増えたといっても、まだまだ少数派な色も存在します。
気にしない子ならいいですが、
いざ学校に行ったら目立ってしまって
子供が色を気にするようになってしまったという話を聞いたことがあります。
ランドセルの色でいじめってあるの?いじめられる色とは?
赤や黒が主流だった時代は、
他の色の子は目立つのでいじめに発展することもあったかもしれません。
しかし、現在は色々な色のランドセル子がいます。
ほぼ、ランドセルの色でいじめに発展することはないと思います。
ですが、色味は学校により差があることもあり、一度自分の通学予定の子供たちを観察してみるのもいいかもしれません。
例えば少人数の学校などでは、女の子は赤やピンク系ばかりというところもあり、
その中で水色など他の色のランドセルは目立つことは間違いありません。
それがいじめに発展することは考えにくいですが、
心配なら通学予定の学校の子が多く身に付けている色を選ぶのが良いと思います。
まとめ
子供が6年間使うランドセル。
軽さや使いやすさも重要ですが、色も重要ですよね。
子供の希望、親の希望、色々あると思いますが、
たくさん見に行き、試着して、これだ!と思うお気に入りの一つを見つけられるといいですね。