きのこは冷凍保存ができる食材ですが、冷凍をすると不味くなるという意見も多いのだとか。
比較的に手頃な価格なきのこなので、冷凍保存をして便利に使いたいですよね。
きのこの冷凍保存で不味く感じてしまう理由は、「水分」といわれています。
きのこを冷凍し、解凍した時に水分がたくさん出てしまってベチャベチャになってしまった、食べる時に水分が多く出てしまう、などの経験をされた方も多いかと思います。
きのこは水分に弱い食材なので、冷凍時と解凍時に水分を出さないようにするのが味を落とさないポイントです。 今回は、そんなきのこの冷凍保存による効果や、美味しく食べるための冷凍解凍方法を紹介します。
きのこ好き必見!きのこは冷凍すると栄養価がアップする!理由は?
そのまま冷凍することで、いいことばかりなきのこ。
そのいいこととは、「うまみ成分や栄養が出やすくなる」ということです。
そのまま生で冷凍することによって、きのこの中の水分が膨張することで細胞壁が壊れることから、うまみ成分や栄養が出やすくなります。
特に、食物繊維が豊富に含まれているきのこは
ダイエットにもいい食材であるとされています。 食物繊維には、便通を促す成分が豊富に含まれており、そのほかにも腸の運動を促す成分も含まれていることから、第ええとの強い味方であるということがわかります。
きのこの保存方法とは?美味しく食べるためにできることはある?
きのこの冷凍・解凍方法によって、水が出てしまいます。そのために、美味しく食べるためには冷凍・解凍方法を工夫する必要があります。
ここからは、そんなきのこの冷凍・解凍方法について解説していきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
【冷凍方法編】
①洗わずにそのまま冷凍する
買ったものをそのまま冷凍するのには少し抵抗がある方もいるかと思いますが、きのこは洗ったり、加熱しないで冷凍することができる食材です。
そのまま冷凍できるので、調理の際に便利どころか、旨味もアップするのならば、一石二鳥ですよね!
②きのこの根元を切り落とす
そのまま冷凍できるきのこですが、石づきはとって保存しましょう。
根元には、菌床とおがくずがついているため、その部分を切り落として冷凍保存をします。
③小分けにする
小分けで冷凍することも、美味しくきのこを食べるためにポイントとなります。1株を2〜3つ、または自分の食べやすい量や用途に合わせて分けていきましょう。
この時に、用途に合わせて包丁でちょうどいいサイズに切ったり、房ごとに分けておくといいでしょう。
④冷凍用の保存袋に入れる
冷凍専用の保存袋に入れていきましょう。
冷凍用の保存袋ではないと、うまく冷凍ができなかったり、きのこと張り付いてしまってうまく解凍できない可能性があります。
空気を抜きながら、真空に近い状態になるようにしていくことがポイントです。
※きのこは、冷凍保存により約1ヶ月保存ができます。
【解凍時編】
冷凍したきのこは、自然解凍をしてしまうと水分が出てしまいます。それにより、味が落ちてしまうことがあります。
そのため、解凍後の調理は凍ったまま行うことをおすすめします。
・凍ったままレンジでおかず作り
・凍ったままお味噌汁などの汁物に
・凍ったまま痛めてソテーなどの一品に
これらの調理方法が美味しく冷凍きのこを食べることができると言われています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、きのこの冷凍保存について、効果や最適な方法について紹介していきました。
安くて栄養も満点なきのこ、上手に使って節約にも繋げられたらいいですよね!
冷凍・解凍方法により、美味しさが損なわれてしまったり、状態に影響が出てしまうので、ぜひこの記事を参考にしていただき、無駄なく、美味しくきのこを楽しんでいただきたいと思います。