夏休み前になると子供たちが一生懸命朝顔の鉢を学校から
持って帰る姿を見かけるようになりますね。
朝顔の観察日記は夏休みの自由研究にもぴったりなので、
マンション住まいの小学生でも取り組めて、きれいに育てられる 方法やコツなどを紹介します!
朝顔の育て方でプランターで支柱を立ててきれいに成長させる方法!
朝顔を育てるためのプランターはホームセンターでも扱って
いますし、百円ショップでも購入する事ができます。
学校から持ち帰った朝顔の場合、既に専用のプランターに
植えられているのでプランターを購入する必要はありません。
しかし、学校に置いている間に倒れてしまったり持ち帰る時に
落としてしまったりすることで土の量が足りなくなっている
かもしれません。
まずは土の量がプランターの2~3センチ下くらいまで
入っているか確認し、たりなければ足してください。
園芸用の土はプランターと同じく、ホームセンターなどで
購入できます。
土の量を確認し、問題がなければ午前中に日当たりが
よくなる場所に設置してください。
そして、朝顔の本葉が2~3枚ほど出てきたら支柱を
立てて朝顔のつるが巻きついていけるようにします。
学校から支柱のついた専用のプランターで持ち帰った
場合には心配ありませんが、普通のプランターを使う場合には
支柱の立て方に注意が必要です。
支柱を立てる時には朝顔の根を傷つけないように
プランターのふちに沿って立てるようにしてください。
朝顔のつるが伸びてきたら、支柱に対して右巻きに
巻きつけて園芸用テープやひもなどで固定します。
朝顔は右巻きにのびていく性質があるので、逆向きに
巻きつけてしまうとつるに負担がかかってしまうので
注意が必要です。
また、つぼみが付いていたら支柱の外側に出るように
固定しましょう。
そうする事で咲いた花がきれいに見えます。
あとは、土の表面が乾いたら朝方の涼しい時間帯に
プランターの底から出てくるくらいたっぷりと水やりをしてください。
夏場は日中に土が乾いてしまいやすいので、夕方の涼しくなった 頃にもう一度たっぷりと水をあげるとより元気に育ってくれますよ!
朝顔の育て方でベランダで育てるときのコツや注意点!
朝顔をマンションのベランダで育てる時には注意
しなくてはならない点があります。
まずは、朝の日当たりがしっかりとしているか確認しましょう。
マンションのベランダでは、日陰になっている場所が多い
ので、棚などを設置して日当たりのよい位置にプランターを
置きます。
日当たりが良くてもコンクリートの上にそのまま置いてしまう
のも良くありません。
日光で温まったコンクリートの熱が直接プランターの朝顔
に伝わってしまい、朝顔が枯れてしまう原因になります。
十分に日当たりの良いベランダでは直置きはせずに、
すのこの上にプランターを置くなどして、コンクリートの熱が
直接伝わらない工夫をしておきましょう。
また、夜間照明などの光が夜の間も当たってしまうと
つるだけが伸びて花が咲きにくくなってしまう事もあります。
室内の照明や街灯などが朝顔に当たらないように注意しましょう。
プランターを置く位置が決まったら、あとは朝の涼しい時間帯と 夕方の涼しい時間に水をたっぷりあげるだけです!
まとめ
今回紹介した注意点やコツを参考にしていただければ、
マンションのベランダでもお庭があるお家と変わらないくらい
朝顔をきれいに育てる事も可能なのです!
せっかく小学生の子供が一生懸命持ち帰った朝顔を
枯らしてしまうのはもったいないですし、子供がガッカリした
姿はできれば見たくないですよね。
どうせなら親子で一緒に夏休みの間しっかり育ててきれいな
花を楽しみたいですね!
今回紹介した育て方のコツや注意点を参考にして、
お子さんの自由研究や夏休みの宿題にも役立てて いただけたら嬉しいです!